マルイG36系470連多弾マガジンの給弾不良の改善方法について(1)。
改造は自己責任で。
症状:1)G36Cスタンダード+多弾マガジン+リポバッテリーの組合せでフルオート射撃時に息継ぎ、マガジン内弾詰まりが多発。
2)セミオート射撃時には撃つたびにマガジン内からガシャッ、ガシャッと音がする。
3)他の銃に比べるとゼンマイ巻き量に比べて給弾数が少ない気がする。(ゲーム中に何回もゼンマイを巻き直さなければならない)
2つあるマガジンの両方で同じ症状が発生しています。
「P90 多弾数マガジンのお手軽給弾不良対策」という内容の記事を読んでひょっとすると同系列の不具合かなと思い、分解調査を行ってみました。調査の結果、給弾不良の原因を幾つか見つけました。
原因1:ガイドローラーが斜めに付いているG36多弾マグがマガジン内で弾詰まりを起こした状態

BB弾2つが同時に給弾ローラーに入ろうとしてロックがかかっています。
状態としてはP90で生じる給弾不良とほぼ同じです。
これを上から見みると

先に入ろうとしたBB弾が斜めに付いたガイドローラーによって横に押されて、ギアの溝にはまってます。
ガイドローラー部拡大

明らかに斜めに付いてます。他のマガジンでは平行についてます。
※追記(2014/07/20):SIG系220連多弾マガジンでも同様の現象が起きる事を確認しました。
原因2:ガイドローラーと給弾ギアの隙間が狭すぎるガイドローラーが斜めになっているため、ガイドローラーと給弾ギア(スプロケット?)の隙間がBB弾1つ分の幅より狭くなっています。このため、ガイドローラーより先に弾がスムーズ進まず、突っかかっては動き突っかかっては動きを繰り返します。
これが原因で給弾ローラー内が歯抜け給弾状態になります。

給弾ローラー内でBB弾が装填された場所はまともに給弾されますが、装填されてない場所が先頭に来た場合はBB弾が装填された場所が先頭に来るまで一気に回転します。
セミオートで撃つたびにマガジン内からガシャッ、ガシャッと音がするのはこれが原因です。ゼンマイ巻き量に比べて給弾数が少ないのもこれが原因です。
給弾ローラーが空転している間は弾を押し上げる力がなくなるため、息継ぎの原因にもなります。
(2) (3)に続く。
MP5系はこちら
(1) (2)